劇団どくんご公演第18番 「踊ろうぜ」 / Dancing Dog Tour 2001



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北上川の中州の突端に建つテント。対岸から写す。
今年から中瀬公園に石の森章太郎萬画館ができて、公演場所に中瀬の一番奥の(株)カメイさんの土地を借りました。時折、風に吹かれましたが、全般に天候よく、北上川に突き出た中州の突端で、釣りなど交えながら、のどかな旅のおわりを過したのでした。灯を反射する水面をバックに、船が近寄ってきたりする結構な本番日でした。
それにしても、石巻公演のお客さんはいいなぁ。若者と僕らの世代とシルバーエイジが渾然(こんぜん)と客席に陣取って、それぞれの世代なりにお芝居を楽しんでいて、複合的な層の厚い視線を感じました。(お客さんの数も多い。2日とも実数90〜100だったか)。仙台から地元劇団関係者もけっこう来てくれていて、お客さんの圧を感じ、初日公演は僕などは気圧されてしまいました。大体いつも石巻の初日は気分が、僕にかぎらずアットホーム風になっちゃって役者の牙がゆるみがちだな、という感があるのですが。2日目の方が、場と自分を捉えなおせて、気が締まる。
準備の2日目に、中瀬内のライブハウス ゼカナで菊地ケンちゃんたちのライブを楽しませてもらいました。地元で、劇団をうけいれてくれるひとの活動にじかに接するのは、互換性があって(??)とても嬉しい。清正商店(酒屋さん)や、北上川フェアのひとたちにもお世話になったんですが、ここ数年で石巻の人たちもイベント慣れしてきた感が強い。駅前のチンドン屋でも、クレームがこなくなった。石巻でどんどんやって下さい、という商店街の人の声をきいたし、そのように容認されつつ、しかし、到来する異物として刺激をもちこめるものとして、公演が成立しつづければ、こんないいことはないでしょう。観た人がオモシロければ、それでいいね、という話ですが。
石巻勢でも、どくんごの公演のときにだけ会える人というのもいるらしくて、"出会い系劇団"と山田が自己茶化ししてたけれど、ヤシマ親族も含めて、石巻勢がこの公演を楽しんでいるふうがみえて、嬉しいです。その楽しみ方をみるこちら側がまた元気なるといういい感じ。いろいろと気を揉んだだけのことはあるのだな。それなりの苦労は当然ありましたでしょうが、山田菊地両氏、バンドのみんな、会えなかったけど宣伝してくれたちだ君、僕の親族の皆様中瀬在の皆様、ほか関わってくれた大勢の方々、本当におせわになりました。ありがとうございました。
(空葉景朗記す)

石巻萬画館を通り過ぎ、奥へ奥へと入っていくとこんな風景。テントはこのさらに奥に。


受付けのRock'n' Rollerのお二人。
左が山田くん、右がケンちゃん。

メンバー空葉景朗のご両親です。
石巻公演のたびにたいへんお世話になっています。




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